1.ライト・ラガー
1A.ライト・アメリカン・ラガー
アロマ:モルトのアロマはほとんど感じられない〜無しだが、あるとすれば穀物的、甘いまたはトウモロコシのよう。ホップ・アロマは無し〜軽いスパイシーまたはフローラルな香り。弱いレベルのイーストの特徴(グリーンアップル、DMS、フルーツ感)は任意で、あっても良い。ダイアセチルは無し。
外観:非常に薄いストロー色〜薄い黄色。白で泡だらけのヘッドがほとんど持続しない。非常にクリア。
フレーバー:クリスプでドライなフレーバーで、穀物的またはトウモロコシのような甘味を低レベルで伴う。ホップ・フレーバーは無〜低レベルの範囲。ホップの苦味は弱レベル。わずかにモルティー〜わずかに苦いまでバランスは変化するが、どちらかといえば同程度に近い。高レベルの炭酸によりわずかな酸味またはドライな「刺激」がある。ダイアセチルは無し。フルーツ感も無し。
マウスフィール:ライスやコーンと言った副原料を高い割合で使っているため非常にライトなボディ。非常に高炭酸で舌の上でわずかに炭酸の刺激。水のように思えることもある。
総合印象:非常に爽やかで渇きをいやす。
コメント:標準的な世界的なラガーより低比重で低カロリー。強いフレーバーは欠陥。できるだけ広範囲の一般大衆に興味を持たせるようデザインされている。
原料:二条または六条大麦に副原料として高い割合(40%まで)のライスまたはコーン。
諸元:OG:1.028 - 1.040, FG:0.998 - 1.008, IBUs:8 - 12, SRM:2 - 3, ABV:2.8 - 4.2%
市販例:Bitburger Light, Sam Adams Light, Heineken Premium Light, Miller Lite*, Bud Light*, Coors Light*, Baltika #1 Light, Old Milwaukee Light, Amstel Light [*印は日本で入手可能なもの]
2010年03月15日更新
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